どっちを選ぶ?スキャルピングとデイトレード!稼ぎ方の違いとは?
FXトレーダー向け
スキャルピングとデイトレード違いって何?どっちを選ぶべき?
今日はスキャルピングとデイトレード。どっちを選ぶべき?それぞれどんな違いがあるの?と疑問を抱えている人向けの内容です。それぞれ有効な取引手法や挑み方が異なる為、スキャルorデイトレの選択が今後のFXトレーダー人生にも大きく影響します。選択を間違えたくないのであれば最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
スキャルピングとデイトレードでは勝てる手法が違う
それぞれポジションの保有時間、取引する時間帯や変化、利食い幅、損切り幅が違う為、同じ取引手法や考え方を採用してはいけません。
スキャルピングとデイトレードの違い一覧
スキャルピング | デイトレード | |
FX会社の選択 | 慎重に選ぶ必要有り | スキャルピングとはそこまで気にせず選んでOK |
取引コストの影響 | 大。なるべく低コストに抑える | 小。あまり気にしない。 | スキャルピングとは
儲かり度合い | 複利効果大。稼ぎやすい | スキャルピングには負ける。 |
ポジション保有時間 | 数分~数十分。 | 数十分~24時間未満 |
トレードの辛さ | 画面を凝視。モニター張り付き | 凝視する必要無し。 |
心理的にもハード | 心は楽。 | |
どんな人に向いている? | 取引資金が少ない人 | それなりに資金がある人 | スキャルピングとは
がっつり稼ぎたい人 | それなりに稼ぎたい人 | |
冷静に取引し続けられる人 | 心がそんなに強くない人 | |
利食い、損切幅 | 0.1pips~10pips程度 | 10pips~数十pips |
1日の取引回数 | 日によっては数十回 | 多くても5回以下程度 |
経済の勉強 | 必須ではない。 | 勉強をオススメする。 |
テクニカル分析の勉強 | 超重要 | 勉強をオススメする。 |
採用する取引手法・考え方 | 後述 | 後述 |
違いをざっくりまとめるとこんな感じ。大きく稼ぐならスキャルピング、継続のしやすさや精神的な楽さを求めるならデイトレードという感じですね。どっちが初心者向け?というと、どちらも短期売買ですし、初心者向けではありません。それなりの勉強はスキャでもデイトレードでも必須です。
スキャルピングとデイトレードではFX会社の選び方が違う
FX会社の中にはスキャルピングを禁止している所があります。
禁止しているFX業者でスキャルピングをすると、口座が凍結されたり、これまで稼いだ利益を没収される可能性があります。
対して、デイトレードを禁止しているFX業者はありません。
またスプレッドは早朝に広がりやすいという特徴を持っています。
例えばドル円のスプレッドが0.1銭で有名なFXTFであっても、早朝は10銭以上スプレッドが広がります。スキャルピングが不可能な水準ですね。
ただし、中には早朝であってもスプレッドが広がりにくいFX業者もあります。
もし、早起きしてスキャルピングしようかな?という人は朝にスプレッドが広がらず、スキャルピングもOKというようなFX業者を選ばなければなりません。
デイトレードよりスキャルピングの方が稼げる
大きく稼ぎたいならデイトレードでなく、スキャルピングを選択する必要があります。これは売買の回数と、複利効果が理由です。
そこで1回の取引で背負うリスクを大きくし、その分大きな利益を狙うのではなく。小さなリスクで小さな利益をコツコツ積み重ね、売買回数で資産を増やすことになります。
スキャルピング | デイトレード | |
ポジション保有時間 | 数分~数十分。 | 数十分~24時間未満 |
1日の取引回数 | 日によっては数十回 | 多くても5回以下程度 |
利食い、損切幅 | 0.1pips~10pips程度 | 10pips~数十pips |
レバレッジ目安 | 25倍 | 5倍~15倍 |
売買回数と複利効果
売買回数を稼ぎやすいスキャルピングは数学的に考えてデイトレードと稼ぎやすい。とはいっても、短期的に資産が大きく増えると気持ちが強気になり、正しい判断を下せなくなることも。どれだけ気持ちを安定させ、機械的なトレードができるか?がスキャルピングで稼ぐコツでもあります。
スキャルピングとデイトレード。どっちがオススメ?
まだFXを経験したことない人には”とりあえずスキャルピングを経験してみる”と、オススメしたいです。
まずは“勝てるか勝てないか”ではなく“自分に合いそうかどうか,継続できそうかどうか”を経験してみましょう。
既にFXの経験があり、スキャルピングとデイトレードのどちらが勝ちやすいのか?疑問に思っている人には次の助言をしたいと思います。
両社の違いから考える勝ちやすさ
それぞれ特徴とパターンが異なる為、 時間帯をまたいで取引する場合、注意が必要 です。
例えばボリンジャーバンドは日中のアジアタイム以外では使わない方が良いテクニカル分析です。それ以外の時間帯のシグナルはトータルで赤字となる可能性大。
例えば平均足は夜間22時~24時までの間でしか使わない方が良いテクニカル分析です。こちらもそれ以外の時間帯のシグナルはトータルで赤字となる可能性大。
時間帯が変わるごとに取引手法を変化させれば良いので、スキャルピングは市場の変化に対応しやすい取引手法と言えます。逆に言えば時間帯ごとの特徴と、相性の良いテクニカル分析は何か?をよく理解しておかないと、コテンぱんにやられます。
対してデイトレードはアジアタイムに売買シグナルが発生、欧州タイムで決済するというように、主要な時間帯をまたいで取引することが多い。
この為、各時間帯に発表される経済指標の良し悪しで、トレードの勝ち負けが決定することも多い。
為替にも調べてみると様々なアノマリーが見つかります。デイトレードの成績が安定しないという人はまずアノマリーの分析から始めるのがオススメです。
FXのスキャルピング手法とは?禁止の理由、利益の出しかた、おすすめ口座も紹介
スキャルピングは短時間で取引完了するのが特徴ですが、もう1つ、 取引回数が多いことも特徴 です。1回の取引で得られる利益が少ない分、回数を増やしてより大きな利益にしていくのです。たとえばデイトレードで1日1回の取引により1万円の利益を得られたとしましょう。同じ利益を上げるのに、スキャルピングでは1,000円の利益が出る取引を10回行うことになります。もしかすると100円の利益を100回というケースもあるかもしれません。
・さまざまな取引手法
このように時間の長さに着目すると、FXにはデイトレードやスキャルピングなど、短時間で取引を完了する手法があります。もう少し長い時間の取引であれば「スイングトレード」という手法も存在します。これは1回の取引に、数日から数週間といった期間を使う手法です。より大きな値動きを狙った手法と言えるでしょう。
スキャルピング手法のメリット・デメリット
・メリット
短時間に何度も取引を繰り返すこの手法には、有利なポイントがいくつかあります。1つは 少ない資金でも、取引回数を増やすことによって、効率良く利益を出せる ということです。
・デメリット
ただし取引の回数が増えることには、デメリットもあるので知っておきましょう。それは コストの問題 です。多くのオンラインFX業者では、取引手数料は無料になっています。しかしFX取引には「スプレッド」というコストが存在するのです。
ドル/円などのレートを見ると、「Bidが11万3.860円、Askが11万3.862円」などとなっています。この価格差0.002円が、取引する上でのコストとなります。小さな数字かもしれませんが、 取引回数が増えることで、その負担も積み重なります 。
スキャルピング手法で勝つコツとは
・チャートを使ったテクニカル分析
スキャルピングによる売買で利益を出すには、 どのタイミングで取引すれば良いのか 、考えなくてはなりません。そんなときによく使われるのが、チャートを利用したテクニカル分析です。
テクニカル分析の基本として参考にしたいのは、まず 「移動平均線」 。一定期間の価格を平均した値をつないだ線です。移動平均の考え方は、新型コロナウイルス感染者数の分析で示されたこともあり、よく理解しているという方も多いでしょう。売買するタイミングの参考としては、長期移動平均線を短期移動平均線が下から上に抜けるときが、上昇を示唆しているといったものがあります。これは「ゴールデンクロス」と呼ばれるサインです。
もう1つよく使われているのが 「ボリンジャーバンド」 。これは統計学をもとにした考え方で、移動平均線と±1σ(シグマ)、±2σなどの線が表示されます。σは統計学の標準偏差のことで、+2σと-2σの間に価格が収まる確率は、統計学上95.スキャルピングとは 45%です。
・スキャルピングのコツ
短時間に素早い判断が求められるのが、スキャルピング。売買を実行するか迷っている間に、価格はどんどん変化していきます。そこで 価格がどうなったら利益確定するのか、あるいは損切を実行するのか、あらかじめ決めておく のが良いでしょう。
スキャルピング手法はできる証券会社が限られる!おすすめ口座
・短時間で多くの注文を出すのがNGという業者も
FX業者によっては、 短い時間に繰り返し多くの注文を出す行為が禁止されている ことがあります。スキャルピングをしようとすると、こうした決まりに抵触してしまう可能性があるのです。場合によっては口座を凍結され、そこでの取引ができなくなってしまうということもあるようです。
・スキャルピングOKのFX業者は?
スキャルピングが可能かどうかについて、サイト内で確認できるFX業者 もあるので、いくつか紹介しておきましょう。
スキャルピング手法は危険?注意点を解説
スキャルピングによる取引では、高速で安定した 通信環境がない と危ない思いをする可能性があります。短時間で利益を上げようとするときには、注文が思い通りのタイミングで約定しなければなりません。電波の状態が悪くて注文できないということがあれば、チャンスを逃してしまうでしょう。ポジションをすでに持っている場合、損失を拡大させる要因にもなり得ます。早く損切りしたいのに、その注文が通らない危険があるのです。
利用している インターネットプロバイダーや、FX業者のサーバー の状態も重要です。多くの人がインターネットにアクセスしたり、FX取引の参加者が増えたりするような時間帯に、サーバーの反応が悪くなることはないでしょうか。タイミングがずれない、確実な取引が必要なため、チェックしておきたいところです。スムーズなスキャルピング取引ができる環境を整えておきましょう。こうしたことが利益や損失の大きさに、直接影響を与えることになります。
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