ETFが投資対象とするリンク債は、その償還価格が指標の動きに連動するようにリンク債発行者が保証しており、リンク債を保有することにより、ETFの一口あたり純資産額の変動率は指標の変動率に一致します。 インバース型ETFについて
リンク債型ETFでは、一口あたり純資産額の変動率と指標の変動率の間に乖離(トラッキングエラー)が発生しませんが、リンク債の発行者の信用リスクが存在します。
ETFの選び方
シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース)は、Citigroup Index LLC(以下CitiIndex)により開発、算出および公表されている債券インデックスです。CitiIndexまたはその関連会社は、本ファンドのスポンサーではなく、本ファンドの推奨、販売あるいは販売促進を行っておりません。このインデックスのデータは、情報提供のみを目的としており、CitiIndexは、当該データの正確性および完全性を保証せず、またデータの誤謬、脱漏または遅延につき何ら責任を負いません。このインデックスに対する著作権等の知的財産その他一切の権利はCitiIndexに帰属します。
MSCI ACワールド(ACWI) 除く日本、MSCI コクサイ インデックス、MSCI エマージング・マーケット・インデックスはMSCI Inc.が開発・算出しています。MSCIの指数に関する知的財産権は全てMSCI Inc.に属します。
JPX/S&P 設備・人材投資指数(「当インデックス」)はS&P Dow Jones Indices LLC(「SPDJI」)、株式会社日本取引所グループ(「JPX」)および株式会社東京証券取引所(「東証」)の商品であり、当インデックスに係る知的財産権は、SPDJI、JPXおよび東証に帰属します。Standard & Poor’s®およびS&P®はStandard & Poor’s Financial Services LLC(「S&P」)の登録商標で、Dow Jones®はDow Jones Trademark Holdings LLC(「Dow Jones」)の登録商標であり、これらの商標を利用するライセンスがSPDJIに付与されています。
ダウ・ジョーンズ工業株価平均、S&P500 ®、S&P 米国債7-10年指数、S&P/ASX 200 Aリート指数(豪ドル)、S&P 先進国REIT指数(「当インデックス」)はS&P Dow Jones Indices LLC(「SPDJI」)の商品であり、当インデックスに係る知的財産権は、SPDJIに帰属します。Standard & Poor’s®およびS&P®はStandard & Poor’s Financial Services LLC(「S&P」)の登録商標で、Dow Jones®はDow Jones Trademark Holdings インバース型ETFについて LLC(「Dow Jones」)の登録商標であり、これらの商標を利用するライセンスがSPDJIに付与されています。
インバースやダブルインバースのETFとは何ですか?
まず、「インバース」とは、「反対の」という意味を持っています。また、「インバース型のETF」とは、日経平均株価のような 株価指数とは逆の動きになるETF (上場投資信託)です。つまり、日経インバースというETFを買った場合には、 日経平均株価が下がれば 利益が出る 仕組みになっています。
具体的な例でお話ししますと、インバース型のETFを買っているとして、「日経平均株価が 1% 下がれば、逆に 1% の利益が出る」仕組みなのです。なぜ、相場と反対に動くかというと、このETFは先物取引などを巧みに使って、株価下落時に儲かるしかけとなっているからです。
他にも「ダブルインバース」というETFがあり、これは、株価指数に対して「ダブル=2倍」の値動きを目指します。つまり、日経平均株価が 1% 下がれば、2倍の 2% 利益が出るような仕組みになっています。
インバース型ETFの買い方ですが、ETFなので株と同じように銘柄コードがあり、株を買うような感覚で注文することができます。おすすめのETFは 出来高がしっかりとある ものです。ピックアップして、表にしました。
銘柄コード | ETF名(上場投資信託) |
---|---|
1571 | NEXTFUNDS 日経平均インバース・インデックス連動型上場投信 |
1580 | 日経平均ベア上場投信 |
銘柄コード | ETF名(上場投資信託) |
---|---|
1357 | NEXTFUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 |
1360 | 日経平均ベア2倍上場投信 |
1459 | 楽天ETF‐日経ダブルインバース指数連動型 |
ただし、インバース型のETFには 重大な欠点 があります。それは、長期保有を続けると、 どんどん価値が小さくなってしまう ことです。下のチャートをご覧ください。
これは、日経平均株価と日経インバースの5年チャートです。 赤線 が日経平均株価の変動率で、 青線 が日経インバース(1571)です。 本来、この2つはまったく正反対に動かなければなりませんが、0からスタートして、5年後の最新の状態を見てみると、日経平均株価は「+10%」のところにあり、日経インバースは「-40%」のところにいます。後者のパフォーマンスがよくないことがわかります。
ここでは、詳しい解説は省略しますが、日々の株価変動で、上昇と下落を繰り返していくと、指数に対して負ける構造になっているのです。よって、 短期的な運用に向いている 商品で、長期的に保有するとかなり不利な商品といえます。これは絶対に覚えておいてください。
コメント