デイトレード

RSIの定義

RSIの定義
買われすぎ、売られすぎの場合はどうなるでしょうか?
一般的に言われているのが、75%以上で反転下落になる可能性が高くなります。
その一方で、25%以下では反発上昇する可能性が高くなると言われています。
ただ、RSIだけで判断するとダマシの動きもあるので、様々なインジケーターを使ったり、テクニカル分析を行ったほうが正確性のあるトレードを行うことができるかと思います。

【図解】RSIのダイバージェンスはなぜ発生?なぜ有効なのか?

RSIのダイバージェンスはなぜ発生する?

テクニカル分析

RSIのダイバージェンスはなぜ発生する?

RSIのダイバージェンスはなぜ発生する?なぜ有効なのか?

とれろく

今日は相場転換の予兆と考えられるRSIのダイバージェンスについて、そもそもどうして発生するのか?どのようなチャート形状なのか?なぜ有効なのか?深く解説していきます。

RSIのダイバージェンスとは?

価格は上昇しているのに、RSIは徐々に下落している。2つの値が相反する動きをしていれば、RSIの方向へ、価格が反転します。

このダイバージェンスと呼ばれる現象はRSIだけでなく、MACDでも見られる現象です。どのテクニカル指標を使うにせよ、ダイバージェンスを理解しておくと、相場の弱気シグナル、強気シグナルを早期に見つけることが可能です。

ダイバージェンスは弱気と強気の2種類有り

RSIの弱気のダイバージェンス

価格上昇の強さが次第に減少し、下落相場へ転換する可能性が高まりつつあることが確認できます。実際、3か所とも価格下落の予兆として機能しています。

RSIの強気のダイバージェンス

弱気のダイバージェンスが発生し、上昇トレンドから下落トレンドへ転換。その後、価格は下落するも、RSIの下値は徐々に上昇する強気のダイバージェンスが3回発生しています。

とれろく

ダイバージェンスにはダマしが存在する。

ダイバージェンスが発生するも、相場が転換しない=ダマし。このダマしはRSIのダイバージェンスでも発生します。

RSIの大―バージェンス画像

パッと見、ダイバージェンスが上手く機能したように見えますが、よく見ると3回のダマしが発生しています。分かりやすくダマしポイントを付けたのが次のチャートです。

RSIのダイバージェンスは有効ではない。

結局、一番いい買いポイントは④だけとなり、ダイバージェンスが必ずしも天と底を捉えられるとは言えないことが分かります。

とれろく

では、ダイバージェンスはなぜ発生するのか?RSIの計算式を踏まえた発生のメカニズムについて解説したいと思います。

ダイバージェンスはなぜ発生するのか?

RSIは一定期間の上昇幅、下落幅を比率化したテクニカル指標です。

RSIの計算式

RSIが意識しているチャート形状

このように、RSIの値はチャートパターンに強く影響を受けます。もし一定期間における上昇幅、下落幅が同じ幅で繰り返した場合、RSIの値も同じになります。

RSIのダイバージェンスが発生するメカニズム

が、もしこの比率が崩れるとRSIの値、特に上限が変化します。

  1. 一定期間における上昇幅(下落幅)が減少した。
  2. 上昇幅(下落幅)は同じだが、期間が掛かりすぎる。

一定期間における上昇幅(下落幅)が減少

ダイバージェンスが発生するメカニズム図1

上昇幅(下落幅)は同じだが、期間が掛かりすぎる。

ダイバージェンスが発生するメカニズム図2

とれろく

RSIはチャートパターンを意識したテクニカル指標な為、リズムが崩れればダイバージェンスが発生します。どちらも、勢いが弱まっているチャートパターンであり、ダイバージェンスは勢いの変化を分かりやすく表しています。だからダイバージェンスは有効だと言われています。

ダイバージェンスを最大限有効に使う方法

RSIはその計算に終値を使い、高値・安値を使わないという弱点が存在しています。

よって、 ダイバージェンスを最も正確に、有効に使いたい場合、
・弱気のダイバージェンス・・高値ベースで計算したRSIを使用
・強気のダイバージェンス・・安値ベースで計算したRSIを使用

RSIとは?使い方と手法|ダイバージェンスとリバーサル

rsi

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