【図解】遅行スパン(遅行線)の使い方・分析法をわかりやすく解説【一目均衡表】
「遅行スパンの好転」とは、 FXの雲とは何のこと 遅行スパンが、ローソク足を下から上に突き抜けること を言います。 遅行スパンが突き抜けたときに、 それまで買いポジションだった人は、 「含み損」であったのが、 クロスしたタイミングで、 「含み益」に変わったことなります。 このことから、買い勢力が有利と捉え、 「買いシグナル」 と 考えることができます。 もしこのまま遅行線が、株価の上にある範囲は、 「その時に新規買い注文をした人は含み益」 ということになります。 また、この遅行スパンの好転と、 均衡表の好転、 株価が雲の上にあるという、 という3つがそろう状態のことを、 「三役好転」 と言い、買いが非常に優勢であることを意味しています。
遅行スパンの逆転
「遅行スパンの逆転」とは、 遅行スパンがローソク足を上から下に突き抜けること を言います。 遅行スパンの好転と逆で、 逆転をしたところから、 FXの雲とは何のこと それまでそのローソク足で売買をした人は、 含み益であった状態から、 含み損の状態に変わったことになります。
そのため、売り勢力有利に転換したと考え、 遅行スパンの逆転は、 「売りシグナル」 と言われています。
なお、この遅行線の逆転、 均衡表の逆転と、 株価が雲の下にあるという 3つが状態がそろうことを、 「三役逆転」と言い、非常に売りが優勢であることを示しています。
遅行スパン ≒モメンタム
以上のように、遅行スパンは、 現在の価格と、 26本前の価格を比べる 意味があり、 これは、オシレ―タ系指標である、 『モメンタム』と非常に似ています。 モメンタムは、 「終値ー”設定期間”前の終値」を算出し、 つなげたものです。
使い方として、 これが、「0(ゼロ)」のラインを、 下から上に抜ければ買いシグナル、 上から下に抜ければ売りシグナルと 考えることができます。 つまり、モメンタムの設定期間を「25」にした場合、 モメンタムの売買シグナルと、 遅行スパンと株価(終値)の好転と逆転が、 全く同じタイミングで出現することになります 。
このように、一目均衡表は、 計算もシンプルながらも、 とてつもなく奥が深い、 テクニカルチャートと考えることができます。
- 本来知っているはずべきの知識を知らなかった…
- 知識が先行してしまい、最も重要な考え方ができていなかった…
- 冷静に考えれば間違っていたのに、損切りや利確ができなかった…
- メンタルがうまくコントロールできなかった…
というハードルを超えるのがとても高いです。しっかりと利益を積み重ねていくためにも、自分に何が足りないのか、どういったことを学ぶべきなのかを振り返ることができる環境を作るようにしましょう。
株式・FX市場情報
★日経225の一目均衡表日足では、雲の下限が再びサポートとなるか注目される。7月以降雲の下限がサポートとして意識され何度も押し戻す展開となっている。ただ、短期的には、 転換線5日(茶線:オリジナル線) は横ばいながらも、 転換線9日(赤線) は下向きとなっており、下落基調が鮮明となっている。ただ、相場の方向性を示すと言われる 基準線(青線) が横ばいとなっていることで、底値でのもみ合いを示している。ただし、基準線が下向きとなると、さらなる下落を示現することから、注意が必要となる。
26期間遅行する 遅行線(緑線) は、ロウソク足を下抜けてきたことで『逆転』となり、下落基調を示している。また26期間先行の先行スパン1と先行スパン2でネジレが起きており、先行スパン2が上にあることから下落基調となっている。
RSI(パラメータ:14)は、50%の下方で下向きとなっていることから、下落基調が継続している。RSIは37.51%に位置しており、売られ過ぎ過熱感は出ていない。
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